この記事ではこの疑問を解決していきます
よくシャンプーは毎日すると頭皮の負担になると言われ、皮脂を取りすぎる事が薄毛の原因に繋がるといった情報もあり
毎日するのが良い事なのかどうか迷ってしまうことがあると思います。
最初に結論から書いてしまうと、シャンプーは毎日するべきかどうかの答えとしては
頭皮は清潔が一番大切なので、シャンプーは出来るだけ毎日した方がいいです
なぜ毎日した方が頭皮の清潔や健康にいいのかをこの記事で書いていきます。
シャンプーは毎日するのが正解
なぜ毎日シャンプーするのがいいかと言うと、頭皮は清潔が命だからです。
頭皮が汚れているとそれを元に雑菌が繁殖して、フケや抜け毛などの頭皮環境が悪化する原因になってしまいます。
それが結果的に髪の毛の寿命をも縮めてしまうことになるのです。
そもそもシャンプーする目的とは
です。
余分な皮脂や汚れを取り除くことで頭皮を清潔にすることがシャンプーをするそもそもの目的なので
一日の汚れや皮脂をしっかり落として頭皮の健康を守ることが非常に大切なのです。
なんと言ってもシャンプーは毎日するに限るよ！
頭皮は汗を出す排泄器官でもある
人間は60%以上が水分で出来ており、絶えず汗をかいて、体内の不純物や汚れは汗として皮膚から出ています。
頭皮からは汗や皮脂などのさまざまな分泌物がでているので、想像するよりも頭皮は汚れがちです。
というか、皮膚の他の部分などは目に見える場所なので汚れが見えやすいのですが
頭皮は普段は見ることがなく、見えにくいのでそれが感じにくいというのもあります。
かゆみがあっても、ちょっとかゆいくらいかな〜と考えがちですが、実は炎症が起きていたりします。
顔を清潔にしてなかったり雑に扱ったりする人が居ないように、頭皮も繊細かつデリケートな場所なので
清潔にしておかなかった場合、さまざまなところに弊害が出てきます。
頭皮は顔の皮膚からの一枚皮で繋がっていて、とても繊細な場所だよ！
皮脂の役割
本来皮脂は皮膚の中の水分を蒸発しないように頭皮を乾燥から防いだり、紫外線や外部刺激から皮膚を守ったりする役割があります。
- 皮膚からできる脂分
- 弱酸性で頭皮のうるおいを保ち雑菌が繁殖しないようにする
- 皮膚を乾燥から守る
- 紫外線や外的な刺激から守る
なので正常な量の皮脂が分泌され、皮脂の分泌が正常に行われている頭皮環境は
健全な育毛環境が整えられ、自然と健康な髪の毛が生えてくる土壌が出来ます。
反対に皮脂が過剰に分泌された状態では、酸化した皮脂で毛穴が詰まってしまったり、頭皮が荒れて、健康な髪の毛を育てられなくなってしまいます。
皮脂の役割は頭皮を乾燥から守ることだけじゃなかったんだね！
皮脂は酸化すると過酸化脂質に変化する
本来ならば頭皮を乾燥から守る皮脂ですが、分泌されてから48時間以上経つと酸化し始めます
皮脂が酸化すると、頭皮の汗やほこり、シャンプー・トリートメントの洗い残りと混じって頭皮の酸化汚れになってしまい
酸化汚れは過酸化脂質に変化して毛穴が詰まったり頭皮に炎症を起こしたりして、それが脱毛につながる原因になってしまいます。
普段は弱酸性で皮膚のうるおいを守っている皮脂は
時間が経つと逆に悪影響のある過酸化脂質に変わってしまうのです。
マラセチア菌に注意
もう一つは過酸化脂質が増えていくことで、マラセチア菌と呼ばれる頭皮の酸化した皮脂をエサに繁殖する菌が増え始めます。
普段は雑菌が繁殖しないように弱酸性に保たれている頭皮(皮膚)ですが、皮脂が酸化して酸化汚れの皮脂が増えることによって
頭皮のバランスが崩れ、頭皮環境を悪化させるマラセチア菌のような菌が大量に繁殖してしまいます。
フケが大きな塊としてぼろぼろ落ちるのは、これではまずいと身体がそれを排除しようとして行う反応です。
なので、皮脂の分泌を正常に保つ為にもシャンプーは毎日して、
頭皮の余分な皮脂や汚れをしっかり取り除いておく事が非常に重要になってくるのです。
シャンプーは毎日しないほうがいいと言われる理由は？
でもよくシャンプーって毎日しない方がいいっていうよね？あれはなんでなの？
その疑問に言えることとしては、結局シャンプーを毎日しない方がいいと言われる理由は
皮脂を取り過ぎたり乾燥させたりするのが頭皮にとって良くないから
だと思います。
確かにシャンプーを毎日して頭皮を乾燥させたり、頭皮の水分を蒸発させないように守ってくれている皮脂が少なくなると
頭皮環境が悪化してしまい、抜け毛や切れ毛、頭皮トラブルの原因につながってしまいます。
もちろんそれはそうであるのですが、
でも、頭皮が乾燥したり余分な皮脂を取り過ぎたりするのは圧倒的に
シャンプーの仕方が悪いからです
シャンプーの仕方が間違っている
このような洗い方をしていると頭皮の乾燥はどんどん進みます。
洗浄力が強い刺激性のあるシャンプー剤で洗っていると必要な皮脂まで取ってしまうので頭皮が乾燥してしまいます。
シャンプーを手早く終わらせてしまったり、頭皮をゴシゴシ擦ることによって炎症が起きてかゆみが出てしまったり
シャンプーはめんどくさいからと1回で手早く終わらせてしまったり、すすぎが足りなかったりすると
汚れや皮脂が取りきれないまま頭皮に残ってしまうことになり、要らない皮脂が頭皮の毛穴をふさいでしまいます。
それを脂ぎってると思い込んでしまい、洗浄力の強いシャンプー剤で取り除こうとすると余計に頭皮の乾燥が進んでしまいます。
正しいシャンプーのやり方
では、正しいシャンプーはどうすればいいか
こんな感じです。
全ての項に共通していることとしては、頭皮への刺激を抑えていること。
洗浄力がマイルドで刺激の弱いシャンプー剤を日常的に使って、余分な皮脂を取りすぎることを防ぐ。
シャンプー前の予洗い(シャワーでの流し)は時間をかけて丁寧に、シャンプーは基本的に2回でゴシゴシ洗わずに
手のひらや指の腹で頭皮を擦らずに滑らすようになでるように洗う。
頭皮に優しいシャンプーとは、乾燥を防ぎ、頭皮を保湿するシャンプーともいえます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
まとめ：シャンプーは毎日した方がいい？
シャンプーは毎日した方がいい理由をまとめるとこんな感じです。
兎にも角にも、頭皮の健康を保つ意味でも清潔が1番のキーポイントなので、シャンプーは毎日しましょう！
その為には洗浄力が強すぎないシャンプー剤を選んで、ゴシゴシ擦らず、2回に分けて丁寧にしっかり洗う
この事を意識して頭皮に対して優しい保湿を重視したシャンプーをしていれば大丈夫です！
そんな感じですっ！
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