高級アルコール系シャンプー剤って何?成分と特徴をくわしく解説

シャンプー選び方

高級アルコールシャンプーってよく聞くけどいったいなんのシャンプーなの?
ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Naって体に悪いの?
シャンプー剤って何を使ったらいいかわからない…

こんな疑問や悩みを抱えていませんか?

高級アルコールシャンプーって聞くとなんか高級という響き的にもいいですし
良いものって感じがしてしまいますよね?

実は高級アルコールって名前がついているだけで

シャンプー自体の成分はとても刺激的なものが使われているんです!

そんな高級アルコール系シャンプーの疑問について

今も現場に立ち続けている美容歴20年の私が

普段、肌荒れを起こしやすい方や
フケやかゆみに悩んでいるかたに向けて

どこよりもわかりやすく詳しく丁寧に解説していきます。

今までシャンプー剤ってなんとなく選んでいた!って方には是非とも見て頂けると嬉しいです。

本記事の内容

高級アルコールシャンプーの成分と特徴
ラウリル硫酸Na ラウレス硫酸Naはカラダに悪い?
シャンプー剤の選び方

高級アルコール系シャンプーって聞きなれない言葉について
この記事を読み終えているころにはもうちゃんと理解していると思います!

ココヤシ君
ココヤシ君

シャンプー剤のことについてとっても大事なことだから、よーく見てね!

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高級アルコール系シャンプーの成分と特徴

どんなシャンプーにも、洗浄成分として界面活性剤が含まれています。

このシャンプー剤をつくる界面活性剤の種類によってシャンプー剤は大きく4つにタイプに分類されます。

高級アルコール系シャンプー
アミノ酸系シャンプー
石けん系シャンプー
ベタイン系シャンプー

この内①の高級アルコール系シャンプーが合成の界面活性剤(化学物質)で作られているシャンプーです。

この合成の界面活性剤が頭皮によくない成分とされているものです。

合成界面活性剤は洗浄力が強すぎる

なぜ頭皮によくないかというと

洗浄力が強すぎて頭皮に必要な皮脂までも根こそぎ洗い流してしまうからです

必要な皮脂が奪われてしまえば、頭皮は圧倒的に乾燥してしまうので

乾燥したパラパラとしたフケがでてしまいます。

逆に頭皮が乾燥しきってしまうと、頭皮は皮脂が足りないと今度はせっせと皮脂を余分に作ってしまうので

皮脂の過剰な分泌で頭皮が脂ぎってしまい、結果ベトベトのフケがでてしまう原因になってしまいます。

刺激性もとても強く、合成界面活性剤が流しきれなくて頭皮に留まってしまい、それがかみゆや湿疹の原因になってしまいます。

食器用洗剤と同じ成分といってもいいほど強い成分

合成の界面活性剤は食器用洗剤とほぼ同じといってもよい成分です。

含有量に違えはあれど、食器用洗剤と同じ

つまり食器についた油汚れをしっかりと落とす洗浄成分と同じなわけですから、洗浄力が強いのが容易に想像できます。

肌が弱い人は分かると思いますが、食器用の洗剤で食器を洗うと、終わったあと手がめっちゃカサカサしちゃいますよね?

頭皮もあの状態と同じことがおきてしまうのです。
手が荒れてしまう原理と一緒ですね。

合成の界面活性剤(化学物質)
  • 石油、天然油脂が原料
  • 化学的に合成された界面活性剤
  • 安価で泡立ちがいい
  • 刺激が強く保湿力が弱い
特徴


しかも、合成の界面活性剤は安価に作ることができるので、市販のシャンプーで手ごろな値段のシャンプーはほとんどがこの合成の界面活性剤を使っています。

つまりは世に広く出回っているということになります。

なので肌が弱い人や抜け毛が気になる人、フケで悩んでいる方は特に

合成の界面活性剤が入った高級アルコール系シャンプーを使うことは避けることをおすすめします。

ココヤシ
ココヤシ

食器用の洗剤と同じような成分が使われてるんだね…

かなり洗浄力の強い成分が使われているのが想像できるの〜。
もちろん含まれている量とかは違うのじゃが、髪と頭皮を考えたらできるだけ避けて、優しい成分のものを使うことが大事なんじゃ。

ラウリル硫酸ナトリウムとラウレス硫酸ナトリウムはカラダに悪い?

ラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウムという言葉、耳にしたことがありますか?

ラウリル硫酸ナトリウムとラウレス硫酸ナトリウムは簡単に言うと

高級アルコール系シャンプーに入っている合成界面活性剤の成分の名前です。

先程、化学的に合成された界面活性剤は洗浄力が強くて皮脂を根こそぎ洗い流してしまう成分といいましたが、それがこの成分にあたります。

ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウムはつまり

化学的に作られた合成洗剤(化学物質)なのです

そのため皮膚・頭皮への悪い影響が懸念されます。

ラウリル硫酸Naとラウレス硫酸Naって何が違うの?

ラウリル硫酸Na
ラウレス硫酸Na
  • 合成の界面活性剤
  • 分子構造が小さい為皮膚に入り込みやすい
  • 刺激性が強い
  • 今ではシャンプーの成分に使われることはない
  • 同じく合成の界面活性剤
  • ラウリル硫酸ナトリウムより分子が大きくできている
  • ラウリル硫酸ナトリウムよりは皮膚に入り込みにくい
  • 今のシャンプー剤によく用いられる

ラウリル硫酸ナトリウムとラウレス硫酸ナトリウムは名前が似ていますが

両者の違いは

ラウリル硫酸ナトリウムは分子構造が小さく、皮膚に入り込みやすい性質だったのに対して

ラウレス硫酸ナトリウムはラウリル硫酸ナトリウムが刺激が強いので分子量を大きくして

皮膚刺激を抑えるように改良して作られたのがラウレス硫酸ナトリウムになります。

今ではラウリル硫酸ナトリウムがシャンプーに使われることはほとんどなくなりました。

代わりにラウレス硫酸ナトリウムが主にシャンプー剤に使われています。

ココヤシ君
ココヤシ君

じゃあ、ラウレス硫酸ナトリウムだったら分子構造も大きいから皮膚に入り込みにくいんだよね?
それだったら大丈夫じゃないの?

シャンプー仙人
シャンプー仙人

そう思うかもしれんが、ラウリル硫酸Naに比べたら刺激が抑えられているシャンプーだと思うが
洗浄力が強くて刺激性が強いと言う意味では頭皮への負担がかかるのは変わらんからのぅ。
避けた方が無難じゃ。

シャンプーの裏の成分表を見よう

合格界面活性剤を見分ける方法としては裏の成分表をみるのが、一番手っ取り早いです。

成分表にラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウムの表記があるものが

硫酸系界面活性剤が含まれた高級アルコール系シャンプーになるのは先程お伝えしました。

では要は何が言いたいかというと
この成分が書いてあるシャンプー剤は高級アルコール系の洗浄力が強くて刺激性がシャンプーなので

使い続けているとフケやかゆみ、薄毛や抜け毛の原因になってしまう可能性があるので、出来るだけ避けましょうってことです

シャンプー剤は何を使ったらいい?

では結局シャンプー剤は何を使ったらいいのか。

シンプルに言ってしまえば高級アルコール系のシャンプー以外の

せっけん系シャンプーかアミノ酸系シャンプー、ベタイン系シャンプーを使うことが良いです。

さらに髪や頭皮のことを考えれば

アミノ酸系シャンプーを一番おすすめします

アミノ酸系シャンプーがおすすめ

アミノ酸系シャンプーをおすすめする理由としては

保湿力があり頭皮に優しい成分が使われているからです

アミノ酸系シャンプーは洗浄力が強すぎず、頭皮に対して刺激生の低いマイルドな成分が使われているので

頭皮や髪に対して刺激を抑えることができます。

保湿力にも優れているので、洗いあがりがしっとりするので、頭皮の乾燥を防いでくれたりします。

洗浄成分がマイルドで頭皮にやさしい
保湿力がある

筆者もずっとアミノ酸シャンプーを使っています

ココヤシもずっとアミノ酸系シャンプーを使っています。

アラフォーでも髪が黒黒として毛量があってフサフサ、生え際には産毛すらあります。

生まれもった髪質もあると思いますが、20代の若い頃からずっと使ってきたからだという自負はあります。

でも、アミノ酸系シャンプーの話しをすると

洗浄力が弱くて汚れを落としきれないし、シャンプーとしての機能としてはどうなの?

という意見をよく耳にします。

確かにそういった部分があることはあるかもしれませんが

ちゃんとしたシャンプーの洗い方をしていれば、皮脂や汚れはしっかり洗い落とすことが出来ますし

洗浄力が強いシャンプーで皮脂を根こそぎ取って乾燥させてしまうよりはずっとマシだと思ってます

なので、シャンプーは是非アミノ酸シャンプーを使って頂くことをおすすめします!

アミノ酸系シャンプーを詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ


まとめ:高級アルコール系シャンプーの成分と特徴

高級アルコール系シャンプーについて書いていきましたが、
要点をまとめると以下の3つです。

  1. 高級アルコール系シャンプーは洗浄力が高く刺激性が強い
  2. ラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウムは合成の界面活性剤で使い続けると頭皮に悪影響も
  3. シャンプーを選ぶならアミノ酸系シャンプー剤が良い

この記事で一番伝えたいことは合成の界面活性剤の成分が入った洗浄力の高いシャンプー剤を使い続けるとリスクがあるし

何よりフケやかゆみ、薄毛や抜け毛の原因になってしまう可能性があるということです。

めちゃくちゃ簡単に言ってしまえば

化学的に合成された界面活性剤は出来れば頭皮には使わない

これだけをすごく伝えたいです!
そんな感じですっ!

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