【解決】サルフェートフリーシャンプーって何?【簡潔に説明】

Q&A

シャンプーの裏によく書いてある
サルフェートフリー処方ってなんのこと?

この記事ではこの疑問を解決していきます

色々なメディアやサイトで紹介されている言葉だけど、分からないから簡単に教えて!

という方に向けて

サルフェートフリーシャンプー
  • サルフェートフリー処方について
  • めちゃくちゃ簡単にわかりやすく
  • 大事なポイントだけをお伝えしていきます
大事なポイントは3つ
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シャンプーのサルフェートフリー処方ってなに?

シャンプーの裏に書いてあるサルフェートフリー処方は、簡単にいうと

このシャンプーには硫酸系の洗浄成分は入っていませんよ!という意味です。

これは、どんなシャンプー剤にも洗浄成分として界面活性剤が入っているのですが

大きく分けると4つのタイプに分けられ

高級アルコール系シャンプー
アミノ酸系シャンプー
石けん系シャンプー
ベタイン系シャンプー

↑このような感じで分類されます

このうち①の高級アルコール系シャンプーの洗浄成分(界面活性剤)に使われているのが

ラウレス硫酸ナトリウムやラウリル硫酸ナトリウムのような、硫酸系界面活性剤を使用したシャンプーです。

サルフェートは日本語にすると硫酸塩という意味なので、シャンプー剤に用いられる場合は硫酸系の界面活性剤を指します。

成分の特徴としては、洗浄力が高く刺激性が強い洗浄剤です。

硫酸系界面活性剤
  • サルフェート=硫酸塩
  • 硫酸塩を使用した界面活性剤が使われている
  • 安価で泡立ちがいい
  • 刺激が強く保湿力が弱い
特徴

特に肌の弱い方は、残留したシャンプー剤が、肌荒れや炎症を引き起こしたりするので注意が必要です

硫酸系界面活性剤を使用した高級アルコール系シャンプーについてはこちらの記事で詳しく書いてありますので参考になさってください

ココヤシ君
ココヤシ君

界面活性剤の種類があるのを知っておくだけでもオッケーだよ!

サルフェートフリーシャンプーが向いているのはこんな方

向いているのはこんな方
  • 皮膚に敏感な方
  • 市販の硫酸系シャンプーでかゆくなる方
  • フケが出てしまう方

一般的な市販で売られている硫酸界面活性剤を使用した高級アルコール系シャンプーは

洗浄力が強い為に頭皮が乾燥してしまい、乾いたフケが出てしまったりするのですが

サルフェートフリーのシャンプーは、アミノ酸系やベタイン系の界面活性剤が洗浄成分が主なので

洗い上がりがマイルドで頭皮に対する刺激を抑えることができます

皮膚が敏感な方や洗剤での刺激を受けやすい方は向いています

普段から洗剤などで刺激を受けやすい方やお肌が荒れやすい方はサルフェートフリーシャンプーが向いています。

サルフェートフリー処方は、アミノ酸系シャンプー剤やベタイン系シャンプーに書いてあることが多いです

アミノ酸系シャンプー剤について詳しくはこちらの記事をどうぞ

皮膚が敏感な人ほどサルフェートフリーシャンプーは向いてるよ!

シャンプーの裏の成分表示を見よう

サルフェートフリー処方と裏に書いてあるのが一般的ですが、表示されていない場合は

シャンプーの裏に書いてある成分表を見ると分かります。

シャンプーの成分表示は多く入っている順に左上から書いていく決まりになっています。

どんなシャンプー剤も一番多く含まれているのは水なので、一番最初は水と書かれています。

その次に書かれている成分表示を見ると大体そのシャンプーが硫酸系のシャンプーなのか、サルフェートフリーのアミノ系シャンプーかの区別が付きます。

ココイルグルタミン〇〇やココアンホ〇〇などと書かれていればアミノ酸シャンプー。

〜〜ベタインと書かれていればベタイン系のシャンプー剤になります。

【注意】あくまで成分表は成分の量までは分からない

ただし成分表は成分の量までは分かりません

シャンプーなどの成分表は全成分表示することが決められていますが

成分の量まではメーカーが公開していないので分からないのです

シャンプーは配合量でさまざまな要因も変わってくるので、成分表に硫酸系と書いてあったら即NGなシャンプーではないといとことだけ覚えておきましょう。

成分表はあくまで成分だけが書かれているので、成分の量まではわからない

サルフェートフリーシャンプーにも注意が必要な場合があります

サルフェートフリーは硫酸系界面活性剤を使用していないシャンプーという意味なんですが

サルフェートフリー処方と書いてあってもオレフィン(14-16)スルホン酸Naという成分が入っていると

硫酸という名前は付いていないものの、硫酸系と同様に洗浄力が高く刺激性がある成分です。

オレフィン(14-16)スルホン酸Naが成分表の後ろの方に書かれていれば、そんなに影響はないのですが

水の次(2番目)に入っていると刺激性が高いと思われますので

高級アルコール系シャンプーで荒れたりかゆくなる人は気をつけてみてみると良いと思います。

サルフェートフリーでも全部が全部いいシャンプーなわけではない

なので、サルフェートフリー処方だからといって全部が全部いいシャンプーで

アミノ酸系の洗浄成分が使われているシャンプーではないという事になります。

大事なのはよく言葉や用語を理解して、成分表の順番などをみて選べるようになることが一番かなと思います。

まとめ:シャンプーのサルフェートフリー処方って何?

大事なポイントは3つです。おさらいしていきましょう。

サルフェートフリーシャンプーは硫酸系の界面活性剤を使用していないシャンプー剤
皮膚が弱い人や敏感な人ほど向いている
硫酸系が即NGというわけではない

サルフェートとは硫酸塩という意味でサルフェートフリーシャンプーは、硫酸系の界面活性剤をつかっていないという意味。

皮膚が敏感な人はサルフェートフリーシャンプーを使うのがオススメです!

でも、サルフェートフリーシャンプーでも成分名に硫酸が使われていない物もあるので注意が必要。

そこを判断基準にシャンプーを選べるようになれれば1番かなと思います。

そんな感じですっ!

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